システム開発、特にテストする際に気をつけることに「閏年(うるうどし)」がありますね。
ちゃんと2月が閏年の有無によらず、ちゃんと動作するか確認されるかと思います。

この「閏年」は、一般的に4年に一度発生するのですが、
日本では

明治31年勅令第90号(閏年ニ関スル件)

の法令で決められているようです。(知らなかった・・・Wikipediaより)

・神武天皇即位紀元年数(皇紀年数)を4で割って、割り切れる年は閏年
・ただし、皇紀年数から660を引いた数を100で割って割り切れる年で、かつその結果が4で割り切れない年は平年
とのことです。
閏年じゃない年は平年(へいねん)と呼ばれるのは知りませんでした。

暦と季節・時候を合わせることが目的の「閏年」ですが、
「閏年」以外に「閏秒(うるうびょう)」も存在します。
「閏秒」は、4年に1度など決まりは無く、
今までの実施日を見ると定期的では無い様ですね。
(ちなみに2015年6月30日にも「閏秒」があり、2015/6/30 23:59:60が存在しています)

国際標準機関の国際地球回転・基準系事業(IERS)が決定しているのですが、
2016年12月31日に「閏秒」を追加するそうです。
なので、2016/12/31 23:59:60 が今年は発生します。

システム開発をしていると日付や時間の処理が頻繁に出てきます。
こうした例外があると少しひやひやしますよね。
プログラムを組む際は、こうした例外が発生しても問題無く処理が進むように設計/開発しましょう。
可能であれば、テスト内容に組み込むとベストですね!